この記事を読む事で、そんな疑問を解決出来ます。
福岡県西部・姪浜エリア。
歴史も古く、今もなお栄えている、福岡の西の大都市です。
主に居住地区としての魅力が大きい一方で、近年では開発が進み、様々な発展を遂げています。
このブログのテーマである
『姪浜の良さを伝える』
という意義をもって、姪浜エリアの紹介を記事にまとめていきます。
姪浜エリアの基本情報を紹介
姪浜エリアの基本情報を紹介していきます。
意外と歴史の古い姪浜。
その遍歴も合わせてまとめてみました。
姪浜エリアとは
姪浜エリアは、福岡市西部を流れる「室見川」の最下流左岸に位置するエリアで、姪浜駅をメイン駅として、福岡県西エリアの交通の中心として広く認識されています。
古い時代では宿場町、炭鉱事業、そして住居エリアとして高い人気を誇っていましたが、
近年、土地区画整理事業が施工された事により、姪浜駅周辺を中心に大幅な開発があり、商業施設や高層マンションが増え、より住みやすい町となりました。
姪浜エリアの歴史
姪浜エリアの歴史を辿っていきます。
「姪浜」の地名の語源
「姪浜」の地名の語源は、神功皇后が三韓征伐からの帰途にこの地に上陸し、その際に衵を洗い干したことから衵ノ浜(あこめのはま)と称され、それが徐々に訛って姪浜と呼ばれるようになったと言われています。
宿場町としての発展
江戸時代には宿場町として「唐津街道」が大変栄えたそうです。
「博多湾」に面し、かつ港があるので、商業や漁業だけでなく製塩業なども発展し、
「姪浜千軒」と呼ばれる賑わいだったそうです。
活気をもたらした炭鉱業
1914年(大正3)に設立された「姪浜鉱業」によって、「愛宕山」の北側に「姪浜炭鉱」が開かれました。
その後、1929年(昭和4)、西新・小戸などに炭鉱を持つ「福岡炭鉱」を買収し、「早良鑛業」と社名を変更、
「姪浜炭鉱」は「早良炭鉱 本坑」へ改称されました。
この炭鉱事業で、姪浜エリアは一気に富を築き、今まで以上に町が栄えたそうです。
戦前には、何と20~30トンもの炭が取引されていたらしく、周辺の炭鉱住宅には家族を含めて8000人以上が暮らしていたそうです。
※炭鉱は1962年(昭和37)に閉山しましたが、
炭鉱事業を経営していた会社は、現在は地域の不動産開発事業や自動車教習所の運営などを行っています。
現会社・サワライズ
昭和以後の姪浜名物・シロウオ漁
昭和に入ると、毎年の2月~4月で「シロウオ漁」が行われる様になりました。
室見川の下流で産卵期を迎えるシロウオ(ハゼ科・半透明の小型魚)を獲れるのは、今では室見川だけで、姪浜エリアの春の恒例行事となっています。
姪浜駅の紹介
姪浜駅は、福岡市交通局の地下鉄空港線と、JR九州のJR筑肥線(東区間)の二路線が乗り入れているスクランブル地点で、それぞれの路線の起点となっています。
空港線電車のおよそ半数が筑肥線に、そして筑肥線の全列車も空港線に直通運航しているので、福岡空港~唐津間の中間駅としての性格が強くなっています。
駅内には、「えきマチ1丁目」として飲食店を始め多くの店舗が立ち並んでいます。流行り廃りに合わせて、またシーズン毎に駅内店舗はいくつか入れ替わっていますが、いずれも交通の便が良く、多くのお客さんが利用しています。
姪浜エリアの特徴
ここまでは姪浜エリアを知ってもらう為の説明を続けてきました。
ここからは、姪浜エリアの魅力をお伝えしていこうと思います。
個人的主観では無く、誰が見ても分かる姪浜エリアの良さがいくつもあります。
ぜひチェックして下さい。
懐かしさを感じる街並み
姪浜エリアは近年大幅な開発が進んだ事はお伝えしましたが、
一方で、街を巡ると懐かしさを感じる事が出来る昔ながらの街並みが広がっています。
宿場町の名残を残す「唐津街道商店街」の街並みや、姪浜漁港近くの「魚町通り」などは、古くからの寺社や老舗店舗が立ち並んでおり、とても落ち着いた雰囲気を感じる事が出来ます。
姪浜は圧倒的にアクセス抜群!
姪浜エリアは上述の様に福岡県西部の交通の中心になっているだけでなく、
福岡市の中心地である天神や博多にも電車一本で15~20分で行けるという、抜群のアクセスの良さを誇っています。
バスの本数増加に加え、駅周辺に住宅が増えた事もあり、
どこに行くにもアクセスの利便性が高い姪浜に住む多くの人の選定理由が「アクセスの良さ」である事も納得のエリアです。
姪浜は家賃相場が安い
それでいて、天神・博多、そして西新に比べて、家賃相場が安く、
転勤族の方やファミリー層の方々、そして学生や若者の一人暮らしにも選ばれやすい一面を持っています。
駅周辺の高層マンションだけは少し地価が値上がりしている印象はありますが、
それでも天神や博多エリアの比べると、圧倒的に家賃が安く経済的にも住みやすい町と言えます。
姪浜は新鮮な海産物が食べられる!
姪浜漁港が近くにある事から、料理屋さんや居酒屋さんなどでたくさんの新鮮な海鮮を食べる事が出来ます。
日曜日の朝には漁港で朝市が行われており、毎週のように活気が溢れています。
場所:姪浜漁港
住所:〒819-0013 福岡市西区愛宕浜4丁目
時間:毎週日曜日の5:30~
※コロナウイルスの影響で中止している可能性があります。
詳細はこちらでご確認下さい。
姪浜のおすすめグルメまとめ
姪浜エリアのおすすめランチをまとめています。
姪浜エリアのおしゃれなおすすめカフェをまとめています。
姪浜エリアの落ち着いたおしゃれなバーをまとめています。
姪浜エリアのおすすめスポット
最後に姪浜エリアでここは押さえておくべき、というおすすめスポットを紹介します。
生活に欠かせない商業施設も多く存在する姪浜エリアを、ぜひ少しでも知ってみて下さい。
ウエストコート姪浜
姪浜駅から徒歩5分の大型商業施設です。
土地区画整理事業の目玉として誕生したウエストコートは、生活用品店・飲食店・スーパー・ドラッグストアなど、多くの店舗が立ち並んでおり、行って揃わない物が無い程です。
一時期はかなり廃れた印象がありましたが、スターバックスやサーティワンアイスクリーム等、若者に人気の店舗が複数入居した事により、今は時間帯を問わず大盛況の商業施設となっています。
マリノアシティ福岡
マリノアシティは、福岡県・市に限らず、九州最大級の大型アウトレットモールです。海沿いに面しており、シンボルの観覧車からの水平線の景色は抜群です。
アパレルショップだけでなく多くの専門ショップを有している事に加え、最近ではアスレチック施設なども出来たばかりで、大人も子供も楽しめるおすすめのスポットです。
愛宕神社
「日本三大愛宕」の一つとして、多くの参拝者が訪れる神社です。
愛宕神社がある愛宕山は江戸時代の宿場町時代から人気を誇っており、昭和初期には山を登る為のロープウェイも運営していました。
炭鉱の閉鎖に伴いロープウェイの閉鎖などはありましたが、愛宕神社は今も多くの人が訪れており、
特に元旦には、およそ50万人もの人が初詣の参拝に足を運んでいます。
住吉神社
愛宕神社に加え、姪浜エリアで紹介しておきたい神社がこの「住吉神社」です。
奈良時代の小社を起源とし、室町時代に現在の位置に遷座したという歴史をもつ住吉神社は、人呼んで
『開運神社』
と言われているのですが、その理由は、鳥居にあります。
この鳥居は、2005年(平成17)の「福岡県西方沖地震」で損壊してしまったのですが、
その修理費用を、なんと某クイズ番組(肌黒い人が司会の超人気番組です)のパーフェクト達成賞金1千万円で充てたのです。
その縁起の良さから、多くの人が開運効果を求めて、参拝に訪れる様になっています。
能古島
厳密には姪浜エリアではないのかもしれませんが、姪浜港から行けるという事から、この能古島と言う離島も紹介したいと思います。
福岡県でも有数のデートスポットである能古島では、季節に合わせた花々に囲まれて自然をめいいっぱい感じる事が出来ます。
また、アクティビティも盛んで、グラウンドゴルフなどを健康的に楽しめる事から、
姪浜が地元の人でも定期的に足を運んでいる、人気のおすすめスポットです。
姪浜エリア紹介まとめ
自分が住んでいるから。育った町だから。
そんな理由だけで、町をおすすめしているのではありません。
客観的に見ても非常に住みやすく、おすすめ出来る町・エリアです。
もし福岡に住む予定がある方、また福岡市内で引越しを考えている方などは、ぜひ姪浜エリアを検討してみてはいかがでしょうか。
姪浜エリアでGoToイートポイントを利用出来る対象店舗をまとめています!
チェックしてみて下さい!